
スマイルマークを描いた畑で採れたレタスを笑顔とともに被災地に届ける
「レタスアートプロジェクト」は、5月25日に、一戸町奥中山で、レタスの定植を行いました。
JA新いわて奥中山レタス専門部、生産者の皆さんの指導を受け、
一戸町の奥中山中、盛岡みたけ支援学校奥中山校、
SAVE IWATEの内陸避難者の皆さん、イオンリテールさん等と約100人で作業をしました。
今年は新たに奥中山小学校の6年生もメンバーに加わっており、さらににぎやかです!
定植のコツなど、説明を聞く表情は真剣そのもの。
「元気よく、機敏に作業しましょう!」の声に、みんなで元気な返事をし、作業がスタートしました。
当日の天気予報は雨でしたが、天気はなんとかもちこたえ、
みんなで協力してレタスの苗2万株、マリーゴールドの花苗800本を植えました。
前日の雨でぬかるむ泥に足をとられながらも、楽しく作業は進みます。
レタスアートプロジェクトは5年目を迎え、初の試みとして、
今年は畑のデザインを奥中山中の3年生に考案してもらいました!
6月下旬から7月下旬の見ごろには、大きなスマイルマークと「スマイルいわて2017」の文字が
畑に美しく浮かび上がるでしょう。
今から楽しみです。
SAVE IWATEからの参加者の中には、なんと第1回のレタスアートプロジェクトから
皆勤賞という方も!
「にぎやかに土いじりをするのは楽しい」と言う、生き生きした皆さんと
「レタスで笑顔を届けたい」とがんばる皆さんの
笑顔と触れ合いにあふれた時間でした。
7月に収穫したレタスは、今年も奥中山中学校の生徒さんたちと一緒に、釜石にお届けする予定です!
岩手日報社 平野