それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト

レタスアートプロジェクト・収穫&配布を行いました!

  • いわて
  • 2016年7月11日

 

種類の違うレタスを使って、畑にレタスアートを作成するスマイルいわて「レタスアートプロジェクト」。

7月5日に一戸町奥中山で行われた収穫には、

奥中山中3年生、盛岡みたけ支援学校奥中山校中学部、震災後に沿岸から内陸に移り住んだ人など約80人が参加しました。

5月26日にみんなで定植したレタスが、みずみずしく大きく成長した様子を目にし、自然と笑顔があふれます。

レタスアート畑の前で記念撮影。

大きなスマイルマークの横には、熊本の皆さんに思いを寄せようと、

マリーゴールドで「こころ1つに」の文字が浮かび上がりました。

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レタスの収穫は、3つの役割を分担して作業しました。

 

包丁でレタスを切る人は  DSC_0253 (684x1024) DSC_0294 (1024x684)

 

「あまり深く切りすぎないように」というアドバイスを胸に、慎重に収穫を進めます。

 

水をかけてレタスをきれいにする人はDSC_0236 (684x1024)

 

土や汚れを落とし、自分が食べたくなるようなきれいなレタスを目標に、洗っていきます。

 

レタスを箱詰めする人はDSC_0275 (1024x684)

 

丁寧にすき間無くレタスを入れていきます。

 

協力して作業をすれば、あっという間に完成です!

思いを込めて定植・収穫したレタス。

釜石のみなさんがレタスを食べて笑顔になってくれることを願い、配布を奥中山中の生徒に託します。

 

7月6日に釜石市で行ったレタスの無料配布イベントには、定植・収穫をしたメンバーを代表して

奥中山中の3年生21人が参加しました。

今回はなんと、スマイルレタスを使用した「スマイル咲くカラフルサラダ」を

東北6県のイオングループ102店舗で15日まで販売しています!

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生徒たちはイオンタウン釜石にて、奥中山中の活動やレタス農家の歴史などを紹介。

買い物客らが足を止めて発表に聞き入っていました。

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発表の最後には合唱も披露。

歌詞カードを配布し、みんなで一緒に歌います。

中には生徒たちの歌を聞き、思わず涙する人もいました。

発表終了後にはレタスを配布。

長蛇の列ができ、受け取った方も、配る生徒たちもうれしそうでした。

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生徒たちは平田第5、6仮設団地に移動。

一軒一軒尋ね歩き、レタスを手渡しします。

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今なお約200世帯が暮らすこの団地。

仮設住宅から引っ越しをするのは若い人が多く、高齢化が進んでいるといいます。

「若いパワーをもらえた」と中学生との交流を喜ぶ姿に、

「レタスと笑顔を届けたい」という思いはきちんと届いているなと感じました。

用意した約800個のレタスは、無事釜石の皆さんの元へとお届け完了。

生徒たちがレタスにそえた手書きのメッセージカードを読んで、ほほ笑む方の姿に、

レタスをもらうこと、あげること に収まらない心の交流を垣間見た気がします。

 

岩手日報社 平野

 

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