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落語楽しみ夕涼み グリーンピア三陸みやこで納涼ビアパーティー

  • いわて
  • 2015年8月10日

 北国岩手は、暑い日が続いています。スマイルいわては5日、宮古市田老のグリーンピア三陸みやこのふれあい交流館で納涼ビアパーティーを開きました。6月に花畑で一緒にフラワーアートを作った仮設住宅に暮らす方々や、夏休みを利用して県内に訪れているボランティア学生らが参加。岩手県奥州市出身の落語家・桂枝太郎さんの落語を堪能し、遠野市名物のバケツジンギスカンを味わいながら交流を深めました。

枝太郎

漫談や落語を披露した桂枝太郎さん

 

落語を聞く1

枝太郎さんの落語を楽しむ住民

  枝太郎さんは東日本大震災後、沿岸各地の避難所や仮設住宅を訪問し、被災した方々に少しでも笑顔になってほしいと寄席を開いてきました。スマイルとうほくプロジェクトの「被災した沿岸から笑顔を発信する」という趣旨に賛同。5日の寄席では、漫談と落語「動物園」を披露してくれました。絶妙なテンポで話を繰り広げると会場は大きな笑いと拍手に包まれました。

じんぎすかん食べる

「バケツジンギスカン」を楽しみながら、会話を弾ませる参加者

 

ジンギスカンを味わう学生

ジンギスカンを味わう学生

 落語の後は「バケツジンギスカン」。ジンギスカン鍋が収まる寸法で設計された鉄製の穴あきバケツに固形燃料を入れて調理します。スマイルとうほくプロジェクトの一環で「レタスアート」を取り組んでいる一戸町奥中山からは、新鮮なレタスが届きました。肉汁がしたたるジンギスカンをレタスで巻いておいしそうに味わう人が多かったです。暑い日の生ビールはやはり格別のようで、お代わりする人もたくさんいました。

枝太郎と住民語る

参加した地域の人と語らう枝太郎さん(左)

青山学院女子短大の学生が用意した手持ち花火を楽しむ子どもたち

青山学院女子短大の学生が用意した手持ち花火を楽しむ子どもたち

 交流館の外では、学習支援ボランティアで沿岸に訪れた青山学院女子短大の学生が、かき氷や輪投げ、ヨーヨー釣り、手持ち花火などを行い、子どもたちを喜ばせていました。最後は参加者全員に、アタックネオとビオレをプレゼント。子どもたちには、三陸鉄道のスマイル缶バッチと、いかせんべいのすが田(宮古市)の「三鉄みなとちゃん」を手渡しました。

大人も混ざって花火を楽しみました

大人も混ざって花火を楽しみました

全体写真

一緒に夕涼みを楽しみ笑顔を広げる参加者

 グリーンピア三陸みやこ内にある花畑の花は順調に成長。きれいなスマイルマークを見ることができます。暑い日はまだまだ続きます。最近は水難事故も多いので海や川で涼む際は十分に気をつけて楽しみましょう。

(スマイルいわて 千葉隆治)

 

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