それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト

【つながる、広がる!笑顔の輪】花王・柳澤さんレポート@岩手・山田町

  • いわて
  • 2014年8月7日

こんにちは!岩手日報社の上中です。

「つながる、広がる!笑顔の輪」キャラバンは、7月26、27日に岩手県山田町の間木戸仮設団地と石峠橋仮設団地を訪問しました。

このキャラバンには、東京や岩手の花王社員のみなさんに加えて、全国の事業所から花王の社員さんがレポーターを兼ねて参加しています。

今回は、愛知県の花王豊橋工場から、柳澤駿輔さんが参加しました。

柳澤さんのレポートをご覧ください。

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こんにちは。花王の柳澤です。

今年の3月11日を迎えた際、新聞やテレビ報道で「震災を忘れてはならない」、「風化させてはいけない」、「まだ東北の復興は終わっていない」といった内容が多く、深く印象に残っていました。
これまでボランティア活動に参加したことがなかったこともあり、何かできないだろうか、何をしたら良いのだろうかという思いを抱き始めていました。
そんな中、スマイルとうほくプロジェクトの活動を知り、「まずは東北へ行ってみよう!」と思い社員レポーターに応募しました。

今回は、岩手県山田町の間木戸仮設と石峠橋仮設を訪問し、花植え、手洗い体験、ハンドマッサージを通して仮設住宅の方と交流をしてきました。

 

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(花植えの様子)

 

手洗い体験では「次の手洗いポーズは?2つ前のポーズはまだ覚えていますか?!」と楽しく、時には冗談を言いながら、手洗いについて学び笑顔の多い時間となりました。

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(手洗い体験の様子)               ( 洗い残しがないしっかり洗えたか確認!)

 

手を綺麗にした後のハンドマッサージでは、手が動きやすくなった、気持ちよかったと好評をいただきました!
マッサージをしあう中で心が触れ合い温かい気持となり、仮設住宅の方々と打ち解けることができたと思います。

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(楽しくハンドマッサージ!)                ( 沢山お話していただけました)

様々なお話もしていただけました。
日常のことや暮らしについて。そして震災当時の体験や今後への不安といったことまで聞かせていただけました。
お話を聞いて「まだ終わっていない問題なのだ」、「決して忘れてはならないことだ」ということを改めて思いました。また「より多くの方に現地を見て、知ってもらいたい」とも強く思いました。
まだまだ大変なこと、問題が現地には残っているということ、そして笑顔で前を向いている方たちが多くいらっしゃることを知ってもらいたいです。

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(町の様子)                ( 美しい景色)                ( 活気ある夏祭り!)

今回、仮設住宅の訪問に加えて山田町周辺や宮古市内を見ることも出来ました。
まだ瓦礫の撤去作業をしている場所や撤去をしてからそのままとなっている場所を目の当たりにし、胸が詰まる思いになりました。一方で、美しい自然や活気あふれる夏祭りを目にすることも出来ました。活き活きとされている方が多く、魅力あふれる素敵な町でした。一日も早くこの素敵な町が復興することを願わずにはいられません。

今回、仮設住宅を訪問して笑顔であふれる時間を過ごすことが出来ました。しかしこれで終わりにせず、これからも多くの方が笑顔になれるように活動に関わっていきたい、より多くの方にも関わってもらえたらと思います!

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間木戸仮設、石峠橋仮設の皆様、ありがとうございました!

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柳澤さんありがとうございました。

山田町のみなさんのオープンな気質も手伝って、笑顔あふれるイベントになりました。

来場したみなさんからいろいろな話を聞くこともできて、私たち新聞社の人間にとっても貴重な時間でした。

また、宮古夏まつりの雰囲気を味わっていただけたのも、よかったです!

今後も被災地に目を向けていただくとともに、山田や宮古の魅力をたくさんの人に伝えていただけたらと思います。

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