こんにちは。花王カスタマーマーケティング九州リージョンの富田です。
私は、これまで、スマイルとうほくプロジェクトの九州リージョンの取りまとめ役として、各地のオフィスでの花植えや、イベント時に東北への応援メッセージを一般の方から集めるなど、様々な形で関わってきました。
しかし、現地を自分の目で見る機会が今までありませんでした。そんな中「社員レポーター」として東北に行く事が出来ることを知り「ぜひ参加したい！」と思い、応募しました。

福岡から仙台までは飛行機で1時間30分と意外と近く感じました。訪問した地域は、仙台市内から高速道路利用で約１時間の宮城県亘理郡山元町花釜地区。この地区は、全域が津波で被災したものの、約350世帯の方が自宅を修繕するなどして元に戻り、生活しているそうです。

8月1日と2日の2日間とも晴天で本当に暑い日でしたが、ビニールハウスを利用した仮設集会所には、両日ともに用意した席がいっぱいになる程の住民の方に来ていただき、①花植え②手洗い③ハンドマッサージを2時間程度行いました。住民の方皆さんが快く迎え入れてくれ、沢山お話をして下さったお蔭であっという間の時間でした。ハンドマッサージの際に、「自宅では１人で過ごしているので、今回のような集まりごとには必ず参加するようにしている。そうしないと誰とも話す事がないから」など、色々なお話しをしてくれた男性の方がいました。

 
また、集会所の外にある花壇には沢山の花が植えられており「ボランティアの方が植えてくれたから枯らすわけにはいかないのよ」と草取りに励んでおられた女性に、私も微力ながらお手伝いさせていただきました。

2日間参加させていただき「楽しかった！！」というのが正直な感想です。
現地に赴き、住民の方とふれあい、住民の方の笑顔を見ていると、私の方が元気をもらいました。

初日の訪問後には、山元町の中浜小学校で語り部さんのお話を伺いました。伺った震災の時の様子には正直悲しくなるお話も沢山ありましたが、しっかりとそれを聞き、受け止めていこうと思いました。
一言では言い表せないくらい色々な思いを九州に持ち帰りました。

山元町の住民の皆さん、本当にありがとうございました。
今まで以上に、九州から東北に笑顔を届けていきたいと思います。