それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト

【つながる、広がる!笑顔の輪】花王・杉山さんレポート@福島県 会津美里町&郡山市

  • 2014年9月30日

こんにちは(^^)福島民報社・高倉です!

「つながる、広がる!笑顔の輪」キャラバン。

9月20日(土)は、福島県会津美里町の宮里仮設住宅、

翌21日(日)は郡山市の緑ケ丘仮設住宅を訪問してきました。

今回は花王の杉山陽子さんが社員レポーターとして参加しました。

そのレポートをアップしましたので、みなさんご覧ください!

 

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こんにちは。花王の杉山です。

今年で震災から3年半が経ちましたが、日ごろの報道を見る限りまだ復興が進んでいない印象を持っていました。少しでも復興のお役立ちがしたい、そんな思いで、社員を対象に会社で行われた東北各地の物産復興市にも参加するなどしながら、経験もない私でもできることはないかな、と常々思っておりました。そんな折、会社で「スマイルとうほくプロジェクト」のレポーター募集を知り応募しました。

今回は会津美里町の宮里仮設住宅と郡山市の緑ヶ丘東七丁目仮設住宅を訪問させていただきました。2日間ともすっきりとした秋晴れのもと、プランターへ花の苗植えができました。参加された方の中には、自前で帽子やゴム手袋を準備してくださる方もいらっしゃいました。不慣れな私たちに、苗植えに詳しい方から「ポットから外した苗の根にまず水をかけて」と、コツを教えていただきながら植えていきました。一つひとつの花をご覧になり、口々に「かわいい、かわいいね~」「花があると癒されるんです」とおっしゃっていただけました。

 

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次は手洗い歌に合わせて楽しく手洗いを体験。「いつもは数秒で終わり、こんなに丁寧に洗ったことはないな」と、手洗いチェッカーボックスに手を入れ、爪の周りに汚れが残りがちなことに驚かれていました。

 

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そして、ハンドマッサージ体験では、ハンドクリームを使いながらのケアで指先から肘までしっとりつやつやに。「こんなに気持ちがいいとは知らなかった」「意外と手も疲れてコリコリしているんだね」とお互い丁寧にマッサージされていました。私と一緒にマッサージ体験をなさった方は、Tシャツで編む布草履をたくさん作っていらっしゃるため、手と腕が張っていらっしゃいました。「気持ちいい」と言っていただけると嬉しくて、力加減やスピードなど、心地よいと感じていただけるよう気を付けてマッサージさせていただきました。

 

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宮里仮設住宅では、プランター用プレートに将来なりたい職業を書いてくれた女の子が印象的で、その夢をかなえてほしいと心から応援したくなりました。プレートに書いた夢を「皆に見せるのが恥ずかしい」、と照れていたので、どんな夢だったかはここではナイショにしますね(笑)。

緑ヶ丘東七丁目仮設住宅では、「来てくれたお礼に」と、住まわれていた富岡町の情景が浮かぶ優しく美しいメロディの「富岡町民歌」をみなさんで歌っていただく、というプレゼントをいただき、スタッフ一同大感激しました。

 

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家を飛び出すように避難し、その後何度も引っ越しを余儀なくされた方もいらして、簡単には故郷の町に戻れないという皆様のお気持ちを考えると、ずっと忘れず、いつまでも応援していきたいと身に染みて感じました。

宮里仮設住宅の皆様、緑ヶ丘東七丁目仮設住宅の皆様、本当にどうもありがとうございました。