気仙地区の子どもたちでつくる大船渡市の劇団「OPA(オーパ)」(今野晋司代表)は7、8の両日、仙台市の劇団I’M(アイム)が福島県いわき市で上演する東日本大震災を題材にしたオリジナル劇「詩劇 まな子と瞳」に出演する。震災と正面から向き合ってきた子どもたちが、同じ被災地域であるいわき市で、犠牲者の鎮魂と未来への希望を力強く表現する。「詩劇 まな子と瞳」は津波によって引き裂かれた親友まな子と瞳の物語。全身を使った表現を駆使し再生への葛藤と希望を伝える。昨年12月には大船渡市三陸町越喜来の三陸公民館で、OPAのメンバーも多数参加し上演した。出演するのは高松汐音(しおね)さん(大船渡・一中2年)、梅沢志帆さん(末崎中2年)、今野円(つぶら)さん(立根小6年)、大森真咲希さん(猪川小6年)、志田杏莉さん(大船渡北小5年)、大森海空(みそら)さん(猪川小4年)、川畑結愛さん(猪川小4年)、志田優莉さん(大船渡北小2年)の8人。登場人物の心情をせりふ無しで表現する「コロス」という役を演じ、がれきや津波も体の動きで表す。抽象的だった大船渡公演よりもより躍動的で具象化された動きとなった。
【写真=「詩劇 まな子と瞳」のいわき公演に出演する(前列左から)川畑結愛さん、大森海空さん、今野円さん、志田杏莉さんと、今野晋司代表(後列右から2人目)】
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