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防災にもチーム一丸 ブルズ選手ら震災学習

  • 2021-09-09 15:27:38

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〔田老地区の防潮堤の上で説明を聞く選手ら〕


バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)の岩手ビッグブルズは8日、宮古市田老地区の防潮堤などを訪れ、津波防災について学んだ。東日本大震災を経験した土地で、自分に何ができるのか考えを深めた。
選手やスタッフら約30人が訪問。選手らは宮古観光文化交流協会の学ぶ防災ガイド鈴木重男さん(72)から震災でまちを襲った津波について説明を受け、震災遺構たろう観光ホテルで津波映像を視聴したり、防潮堤に上がるなどした。
鈴木さんは「早く避難することが一番大切。体験を無駄にせず、次世代に伝えていくことが重要だ」と訴えた。
高畠佳介選手(31)は「映像を見て、自分がその場にいたらどんな行動をしていたか考えた。岩手のチームであることを再認識し、バスケットボールを通じて一人でも多くの人に笑顔を届けたい」と決意を新たにした。