3月10日
- 2015年3月10日
明日で4年目を迎える。
多くの人の命を奪い、日本から笑顔を奪い去った「あの日」から。
目まぐるしく変化を重ねる社会や積み重なるニュースによって「あの日」のことは少しずつ風化し、忘れ去られていく。
しかしながら、
「あの日」奪われた尊い命のこと。
「あの日」引き裂かれた家族のこと。
「あの日」以来、未だに生まれ育った土地に戻れない人々がいること。
「あの日」のことを忘れないでほしい。
災害の発生を無くすことはできない。
でも人は過去の教訓から“学ぶ”ことができる。
災害の悲しみを無くすことはできない。
でも人は過去の悲劇を“伝える”ことができる。
どれだけの時が経とうとも、どうか「あの日」のことを忘れないでほしい。
どれだけの季節が巡っても、「あの日」を“過去のもの”にしないでほしい。
「あの日」起きた悲劇を繰り返さないように。
東日本大震災から明日で4年目を迎える。