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石巻市立門脇小学校 失われた学校の時間へ、捧げた野花と祈り。
次の取材先へ向かう途中、甚大な被害を受けた門脇小学校を訪れました。

次の取材先へ向かう途中、甚大な被害を受けた門脇小学校を訪れました。石巻港からほど近くにあり、7名の児童が津波の犠牲に。校舎の外壁が黒ずんでいるのは、地震が起きて間もなく発生した火災によるものです。校舎はいまだ解体されずそのままの状態で、周囲の住宅地も土台を残すのみで荒涼としています。

当時、同じ小学生だった中学生記者たちにとっては、学校という自分たちにとって一番身近な空間が、これほどまでに無残な姿をさらしている事実に遭遇し、大きな衝撃を受けた様子。女子数名は、思わず近くに咲いていたシロツメクサの花を手折り、祈りとともに捧げていました。

この場所も、元々は住居があり、人の生活があった場所。一歩一歩踏みしめて、小学校へと向かう。

この場所も、元々は住居があり、人の生活があった場所。一歩一歩踏みしめて、小学校へと向かう。

ロザンの二人も、始終険しい顔で校舎を見つめていた。

ロザンの二人も、始終険しい顔で校舎を見つめていた。

ポツンと置かれていた子ども用の自転車。 -ロザン 宇治原さん撮影

ポツンと置かれていた子ども用の自転車。 -ロザン 宇治原さん撮影

自分のルーツだからこそ、 諦められない明日への願い。

今まさに歩み始める、 石巻の水産業の未来に対面。