「学問の神様」菅原道真公をまつる福岡県太宰府市の太宰府天満宮の松大路信潔権禰宜(ごんねぎ)らは二十八日、二〇一四(平成二十六)年に福島市の福島高に贈った梅の木の剪定(せんてい)のため同校を訪れた。梅の木は、東日本大震災で被災した生徒を励まそうと、梅花を校章とする同校に天満宮から寄贈された。木にはそれぞれ名前があるが、このうちの一本は同校が震災からの復興を願い、「福高の暁」と名付けられた。来校したのは松大路権禰宜、寄贈当時に天満宮の権禰宜だった毛利清彦潮見神社宮司と妻のいずみさん、一級造園技師の古賀義悟さん、中島紀寿さん、新垣力さんの六人。古賀さんらは慣れた手つきで五本の枝木を剪定(せんてい)し、美しく整えた。梅の成長を確認した松大路権禰宜は「遠く離れていても、心と心はつながっている。梅は来春も見事な花を咲かせてくれると思う」と語った。福島高の竹田真二校長らが作業を見守った。
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