いわき市のいわき湯本温泉街の魅力を再発見して会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発信するウオーキングイベントは二十七日、同温泉街で始まった。新型コロナウイルスの影響で宿泊客が激減している温泉街の活性化を図ろうと、まちづくり団体じょうばん街工房２１が「いわき湯本温泉勝手に歩き愛（め）です」と銘打ち企画した。旅館のおかみ、市職員ら約三十人が参加し、レイと呼ばれる造花の首飾りを身に着けて足湯や公衆浴場のある温泉街を散策した。「歩き愛です」は八月三十日までの毎週火、木、土、日曜に実施しており、事前の申し込みが必要。参加者は自由に歩き、歩数とＳＮＳへの発信に応じてポイントを得る。一万ポイント以上で日帰り入浴券のプレゼントを受ける。七月末と八月末に抽選が行われ、二万円分の宿泊補助券が当たる。参加費は三百円。問い合わせ、申し込みはいわき商工会議所常磐支所　電話０２４６（４３）２７５７へ。

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