東日本大震災から八年となるのを前に、津波で生徒六人が犠牲になった福島県相馬市の磯部中で四日、慰霊式が行われた。
生徒、同窓会、ＰＴＡ役員、教職員が黙とうした後、慰霊碑に献花し手を合わせた。この後、体育館で慰霊式を行った。生徒代表の林乃愛さん（二年）が「困難にぶつかっても前に踏み出せる人間でありたい」と誓いの言葉を述べた。
津波で当時の三年生四人と一年生二人が犠牲になった。二〇一二（平成二十四）年三月、正面玄関付近に慰霊碑が建立され毎年、卒業式前の同窓会入会式に合わせ献花と慰霊式を行っている。

【写真＝献花し犠牲者を慰霊する磯部中の生徒】

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