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命守る教訓次代へ 大船渡・住民有志、中学生に防災学習

  • 2018-09-08 05:00:13
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大船渡市赤崎町の中赤崎地域の住民有志は4日、同町の漁村センターで赤崎中(松村敦子校長、生徒69人)の1年生を対象に防災学習を行った。生徒は津波災害を想定したワークショップで時系列に沿った避難行動を確認。東日本大震災を体験した地元の語り部が助言を送り、震災の教訓を次世代につないだ。

1年生15人が参加。赤崎地区公民館の吉田忠雄前館長(77)が震災当時の地域の被災状況などを説明した。

ワークショップは3月の平日午後3時ごろに震度6弱の地震が発生し、大津波警報が発令、同4時ごろに津波が襲来したとの想定。生徒は3グループに分かれ、学校最寄りの赤崎グラウンド、やや離れた町内のコンビニ、さらに離れた内陸部の盛町内でそれぞれ災害に遭遇した場合の行動を話し合った。

生徒は発生直後や翌朝時点など、それぞれの時間帯で取り得る避難行動を提案。語り部が当時の実体験を話し、それと照らし合わせながら災害発生72時間後までに取る最善の避難方法を探った。

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