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災害史、教訓次代へ 釜石・唐丹の歴史を語る会発行

  • 2018-04-11 05:00:37
河東さん

釜石市唐丹(とうに)町の任意団体・唐丹の歴史を語る会(河東(かとう)真澄会長、会員25人)は地域で発生した災害の記録をまとめた「唐丹町災害資料集 歴史に学び語り継ぐ災害史」を発行した。数々の地震津波や火災から復興を遂げてきた歴史を掘り起こし、住民の防災意識の向上や今後のまちづくりにつなげる。

同市南東部に位置する唐丹町は唐丹湾に面して太平洋を望む。1896(明治29)年、1933(昭和8)年と三陸大津波で被災。東日本大震災では254戸が全壊し、住民22人が犠牲になった。資料集はB5判、150ページ。

それぞれの災害が発生したときの状況や被害の実態を数字で表し、地図や写真を使って分かりやすくまとめた。

問い合わせは唐丹公民館(0193・55・2111)か下村恵寿事務局長(090・7077・6078)へ。

写真=完成した資料集を手に「津波てんでんこの大切さや災害時の家族との連絡方法を確認してほしい」と語る河東真澄会長

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