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【福島】早大 広野に研究機関 浜通りの復興支援 開所記念しシンポジウム

  • 2017-05-27 05:00:04


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 早稲田大が福島県広野町に設置する研究機関「ふくしま広野未来創造リサーチセンター」の開所式と記念シンポジウムは5月25日、町公民館で行われた。
 リサーチセンターは同大環境総合研究センターが学外に設置する研究機関。北九州市、岩手県釜石市、中国・大連市に次いで4カ所目となる。町内の二ツ沼総合公園のパークギャラリーを拠点に、今後5年間、同大の職員や学生、他大学の研究者ら約20人が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後の広野町や双葉郡、浜通りの復興や地域づくりなどについて研究する。
 同大や町の関係者、町民ら約80人が出席した。同大環境総合研究センターの勝田正文所長が「リサーチセンターを拠点に大学と地元の方が連携し、課題解決につなげていきたい」とあいさつ。遠藤智町長が「リサーチセンターが広野町や双葉郡、浜通りの復興に寄与することを望む」と期待を寄せた。
 松岡俊二リサーチセンター所長が「震災と原発事故から6年~福島から日本の未来を創る」と題し基調報告した。
 記念シンポジウムでは、広野町などで地域づくりに取り組むNPOや団体の代表がそれぞれの活動を紹介。大学の研究者なども加わり、広野町や双葉郡、浜通りの抱える課題などについて意見を交換した。

【写真】開所式であいさつする遠藤町長



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