それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト
スマイルニュース

安積高生が復興状況学ぶ 原発事故後の浜通り訪問

  • 2020-09-28 05:00:32
2020092879426_0

郡山市の安積高の生徒は二十七日、双葉町や富岡町を訪れ、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興の現状に理解を深めた。原発事故当時の記憶がない生徒が増えている中、自らの言葉で震災を伝えることのできる人材になってもらいたいと企画した。生徒二十四人が参加した。参加者は双葉町を訪れ、町建設課の猪狩浩課長の案内で震災の爪痕が残る町役場や双葉南小を見学した。富岡町の東京電力廃炉資料館では、原発事故発生当時の状況や原発構内の汚染水対策について学んだ。最後にJヴィレッジ(楢葉・広野町)で振り返り会を開いた。広野町のNPO法人ハッピーロードネットの西本由美子理事長らの講話に続き、グループ発表を行った。生徒が今後の復興の方向性について考えを発表した。吉田崚真さん(二年)は双葉町の訪問を振り返り、「復興に向け建物の取り壊しが進んでいる場所がある一方で、時間が止まったままの地域もあり、多くの課題が残っていると感じた」と語った。

********************* 「読む」復興支援 スマイルニュース iPhoneアプリDLはこちら AndroidアプリDLはこちら スマイルとうほくプロジェクト公式サイト *********************