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復興の桜、ヒツジ牧場に 宮城農高生徒らが植樹

  • 2018-03-20 05:00:36
 

 

桜植樹宮農

東日本大震災で被災した岩沼市玉浦地区で18日、宮城農高科学部の生徒と住民が協力し、桜の植樹活動を行った。科学部は震災後、復興のシンボルにしようと玉浦地区で桜を植え続けており、景観改善などを目的に市が玉浦地区に整備したヒツジ牧場「いわぬまひつじ村」にも今回、初めて桜を植え付けた。
科学部の生徒と住民ら約50人が参加。玉浦地区の集団移転先の玉浦西地区と移転元地のヒツジ牧場などに分かれ、大漁桜など4種類76本を植えた。移転元地は津波の影響で土地がやせ、風も強いため、深く掘り下げて土壌改良し、防風ネットなどを張る宮農独自の方法で実施した。
科学部の尾形政幸顧問は「岩沼の目玉となった牧場に植樹でき光栄だ。見応えある桜に育ててほしい」と話し、玉浦西まちづくり住民協議会の小林喜美雄副会長は「いつか大きくなった桜の下で成長した生徒と花見をしたい」と語った。【写真=ヒツジ牧場の一角に大漁桜を植える宮農生】

2018年3月19日河北新報

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