日本サッカー協会（ＪＦＡ）の田嶋幸三会長、Ｊリーグの村井満チェアマンは３月１３日、福島県庁を訪れ、平成２９年度から取り組む復興支援活動「ドリーム福島アクションプラン」を内堀雅雄知事に説明し、サッカー界を挙げた後押しを約束した。
　田嶋氏は「除染が進み、新しい土が入り生まれ変わろうとしている姿がうれしかった」と改修が進むＪヴィレッジの感想を語り、理事会や大会を開催して双葉郡や福島県を盛り上げる意向を強調した。村井氏は「Ｊリーグの５４クラブが一致団結し、ＪＦＡと協力してサポートを展開する」などと語った。
　内堀知事は「計画書の一行一行から協会とＪリーグの熱意を感じる。読むだけでエネルギーを頂いた」と感謝を伝えた。
　田嶋、村井両氏は訪問に先立ち、Ｊヴィレッジと東京電力福島第一原発を視察した。
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　田嶋氏は東京電力福島第一原発事故以降は静岡県に移転している「ＪＦＡアカデミー福島」の県内帰還について「近い将来に機関決定し、皆さんにお伝えしたい」との考えを改めて示した。内堀知事との懇談後に報道陣の取材に応じた。

【写真説明】アクションプランの計画書を手にサッカーによる復興推進を誓い合う（左から）田嶋会長、内堀知事、村井チェアマン

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