それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト
スマイルニュース

山田・大沢小が2年連続V 新聞コン、防災記事に力

  • 2017-03-15 05:00:48


スマイルニュースshinbun170314




 岩手県山田町の大沢小(及川輝美校長、児童72人)の学校新聞「海よ光れ」が、第66回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの小学校学校新聞の部で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞した。同賞の受賞は2年連続4回目の快挙。読みやすい見出しやレタリングに加え、東日本大震災や過去の津波の経験を語り継ぐ使命感に満ちた紙面が高く評価された。
 4~6年生の新聞委員8人が発行し、全国から集まった449点の頂点に輝いた。
 同新聞は全校児童へのアンケート、地域住民へのインタビューに加え、新入生や新任教諭を顔写真付きで紹介するなど小規模校ならではの温かみが持ち味だ。
 本年度は震災の教訓を刻んだ地域の慰霊碑を掘り下げる記事にも取り組んだ。津波発生時の避難場所を普段から家族で話し合っている児童数を調べた結果を載せるなど、防災意識を高める記事も目を引く。恒例となっている、大沢地区の住民が津波被害から立ち上がる歴史を描いた全校表現劇「海よ光れ」の特集記事では、劇の誕生に携わった先生へのインタビューなどを盛り込んだ。

【写真=大沢小の新聞委員の(前列左から)福士希さん、福士七海さん、柏谷愛海さん、(後列左から)舘下あおいさん、箱石芽依さん、鈴木心清さん、福士未空さん、佐々木亜美さん。2年連続の全国最高賞に笑みを広げる】





*****************
「読む」復興支援 スマイルニュース
iPhoneアプリDLはこちら
AndroidアプリDLはこちら
スマイルとうほくプロジェクト公式サイト