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8年ぶり開催盛大に 15日まで富岡「桜まつり」

  • 2018-04-15 05:00:15
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福島県富岡町の春の恒例イベント「桜まつり2018」は14日、富岡二中校庭などで始まった。15日まで。初日は約1200人が訪れ、桜並木の下、久しぶりに再会した住民らの笑顔が広がった。
町の主催。東京電力福島第一原発事故に伴う居住制限区域と避難指示解除準備区域の避難指示が解除された昨年は「富岡町復興の集い」と題して開いたため、震災と原発事故以前の名称では8年ぶりの開催となった。
ステージでは、渡辺俊美さん(川内村生まれ、富岡町育ち)や町出身の庄野有紀さんらがライブを行い、会場を沸かせた。焼き鳥や焼きそばを販売する飲食ブースのほか、ふたば未来学園高の生徒が復活させた富岡町の菓子店梅月堂の銘菓「大倉山」の振る舞いもあり、来場者が懐かしそうに味わっていた。
富岡二中前の町道の桜並木では、よさこい踊りや和太鼓演奏などが行われた。葉桜の下での演舞だったが、出演者は練習の成果を元気いっぱいに披露し、会場を盛り上げた。
ブースで豚汁などを販売した町婦人会長の猪狩マサ子さん(74)は「みんなの笑顔を見ることができて良かった」と喜んだ。
【写真=桜並木の下でよさこい踊りを繰り広げる出演者=富岡町】

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