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楢葉町の「ここなら笑店街」6月完成予定 買い物、交流で笑顔に

  • 2018-04-12 05:00:08
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福島県楢葉町役場南側の6号国道沿いでは、町の復興拠点となる笑ふるタウンならはの整備が進み、これまでに復興公営住宅や診療所などが完成した。中核となる商業施設「ここなら笑店街」は6月中に完成予定で、住民の帰還に結び付くと期待が高まっている。震災前、町にはホームセンターやスーパー、商店があったが、ほとんどの店舗が休業している。住民意向調査では帰還の条件として商業施設の再開・充実が上位を占めた。ここなら笑店街の名称には、帰還した住民が気軽に買い物をして笑顔になってほしいという願いを込めた。
建物面積は合わせて約2700平方メートル。ホームセンター、スーパー、パン屋、理容店、飲食店3店舗、クリーニング店、喫茶店の合わせて9店舗の営業を予定している。住民ニーズに合った商業施設にするため、店舗構成は住民意向調査などに基づき決めた。
9店舗のほとんどは震災前に町内で営業していた地元事業者が占めた。町民になじみの店が多く、安心して買い物を楽しめる環境が整っている。
スーパーの営業時間は午前9時から午後7時までの予定。午後8時や午後9時まで営業する飲食店もあり利便性は高い。商業施設の中心部には中庭を設け、住民が自由に交流できる場所になる。
活気のある商業施設にするには各店舗が安定して経営を続けられるかが鍵になる。町は定期的にイベントを開くなどし、集客力の向上に努める考えだ。

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