それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト

今年も宮城沿岸部を巡ってきました

  • みやぎ
  • 2020年10月12日

みなさんこんにちは!
スマイルとうほくプロジェクト事務局の河北新報社・遠藤です。
スマイルとうほくプロジェクトに協賛する花王グループの皆さんと「ツール・ド・東北」ライドコースである宮城県沿岸部を巡ってきました。「ツール・ド・東北」は東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県沿岸部を自転車で走るファンライドイベントで、これまでイベントを通して全国の皆さんと被災地の皆さんが交流してきました。
今年は残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響でイベントは中止となってしまいました。そこで、今回は「ツール・ド・東北」で交流してきた皆さんにお会いし、これまでライドの応援をしてくれた感謝の気持ちを伝えてきました。
「ツール・ド・東北」には例年各地の花王グループ関係者が参加していましたが、今回現地に伺ったのは宮城県内の関係者のみ。そのかわり、東京では有志によるライドを実施。「ツール・ド・東北」の気分を味わいながら沿岸部の皆さんとインターネットを使いリモート交流を行いました。



■毎年手作りの紙小旗を作成し応援してくれている、石巻市沢田地区の皆さん。

市内の海岸沿いで応援してくれている皆さんです。
いつもイベントを楽しみにして、たくさんのライダーに応援の声をかけてくれています。


「イベントがなくなって残念だけど、そんな時でも会いに来てくれてうれしい。」
「今年は紙小旗つくれないかと思っていたけど、作ることができてよかった。」
と喜んでいただけました。


また、リモート交流も、
「これでお話しできるなんて不思議。初めて体験できた。」
と喜んでいただけました。


最後はお互いに今年も出逢いに感謝し、来年もお会いできることを願ってお別れ。



■続いては、大漁旗を掲げライダーを応援していただいている雄勝水浜地区へ

↑昨年のツール・ド・東北での水浜での交流の様子


毎年大漁旗を掲げてくれている秋山さんと伊藤さん。水浜の皆さんともリモートで交流しました。

スマイルとうほくプロジェクトはこれまでも雄勝水浜地区の皆さんと交流を重ねており、秋山さんたちも今年はツール・ド・東北が中止になり残念そうでした。

↑これまでの交流の記念品を飾っていいただいていました。

そんな秋山さんたちにスマイルとうほくからオリジナル大漁旗をプレゼント。来年は、また水浜に大漁旗がひるがえる光景を見たいものです。


皆さんありがとうございました。

■最後はいつもお世話になっている石巻市役所雄勝総合支所の及川さん

及川さんには地元自治体職員として、沿岸部の状況についてアドバイスをいただいています。
また「ツール・ド・東北」ではライド休憩所のエイドステーションで雄勝名産のホタテ焼きもごちそうになっています。


今回は新型コロナウィルス感染症の影響が被災地にでどのような影響を及ぼしているかお話をしていただき、
「新型コロナウィルスの影響はあるが、リモートでも顔を会わせることができる。」
「被災地と全国の皆さんとの交流を継続したい。」
と語りました。

今回皆さんをお伺いして、これまでの活動を通し多くの方と交流を深めつながることができたことを改めて実感しました。また、コロナ禍において、離れていてもつながれることができたと思います。
大変な状況は続きますが、これからも被災地に寄り添いつながり続けたいと思いを新たにしました。

スマイルみやぎ
みやぎRSS
スマイルみやぎのレポート