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7千人守る避難誘導訓練 釜石・鵜住居復興スタジアム

  • 2018-08-12 05:00:39
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岩手県釜石市などは8日、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場として19日にオープニングイベントを行う同市鵜住居(うのすまい)町の釜石鵜住居復興スタジアムで初めて避難誘導訓練を行った。地域住民や関係者ら約60人が参加。イベント当日に集う観客約6千人にスタッフらを加えた計約7千人の命を守るため、迅速で安全な誘導や関係機関の連携を確認した。

同市で震度6弱を観測する地震が発生し、大津波警報が発表されたとの想定。同スタジアムの3カ所に分かれて着席していた参加者は、市職員ら担当者の避難開始の指示に従って2カ所の出口に向かった。

訓練に参加した同市鵜住居町の吉永隆志さん(76)は「命が助かることが大事。町並みが変化する中で地元住民も積極的に参加し、意見も反映させられればいい」と実感していた。

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