大船渡市民有志による海灯（うみあかり）フェスタ実行委（新沼崇久委員長）は８月１６日、同市大船渡町の中心市街地を流れる須崎川を舞台に灯籠流しなどを行う「キャッセン海灯フェスタ」を初めて開催する。東日本大震災犠牲者に対する鎮魂の思いを込め、被災を乗り越えて本設商店街が誕生した新市街地に希望の明かりをともす。

昨年４月開業の本設商店街キャッセン・モール＆パティオとキャッセン・フードヴィレッジ間にある須崎川親水広場周辺などが会場。同市大船渡町の本増寺（木村勝行（しょうぎょう）住職）による法要後、同広場上流部から高さ約２０センチの供養灯籠を午後６時～同９時にかけて川に流す。

キャンドルや竹明かりで、キャッセン内を優しい明かりで包み込む。同日は午後１時～同４時まで灯籠とキャンドル制作のワークショップを実施するほか、１３日から３日間は竹明かり作りのワークショップを開く。

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