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Jヴィレッジのスタジアム再開前倒し 7月、施設8割利用可能に

  • 2018-04-21 05:00:45
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Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)の中核施設であるメインスタジアムが7月28日の一部再開に合わせて利用可能となる。運営会社Jヴィレッジの上田栄治副社長が19日、郡山市のJR郡山駅西口駅前広場で催した「再始動100日前イベント」で明らかにした。当初は来年4月の全面再開時を予定していたが、復旧工事が順調に進んだため前倒しする。
7月の一部再開時は客室約120室や300人収容の会議ホールを備える新宿泊棟やグラウンド(天然芝5面、人工芝1・5面)などが利用可能となる。5000人収容の観客席を備えるスタジアムの復旧が一部再開に間に合えば、大規模大会などを誘致する上で好材料となる。再開1年目から集客に弾みが付きそうだ。
Jヴィレッジの各施設の再開時期は【地図】の通り。7月の再始動時に全体の7~8割程度の機能が戻ることになる。全面再開時には、新設する屋根付き全天候型練習場や残りの一部のグラウンドも利用可能となる。
スタジアムは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故前まで、東電女子サッカー部マリーゼのなでしこリーグ公式戦や、全国高校サッカー選手権県大会決勝、各種全国大会などの舞台として親しまれていた。原発事故の発生後は事故収束に向けた作業の拠点となり、東電社員向け単身寮などが建設された。2016(平成28)年度に県側に返還され、原状回復が進められていた。

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