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「宇宙桜」希望つないで 釜石・橋野鉄鉱山に植樹

  • 2018-04-17 05:00:14
キャプチャ

国際宇宙ステーションに持ち込まれた種から発芽した「きぼうの桜(宇宙桜)」の苗木が14日、岩手県釜石市橋野町の世界遺産、橋野鉄鉱山内の憩いの広場に植樹された。児童や地元住民ら関係者約80人が参加。東日本大震災や、台風10号からの復興へ歩む地域を見守る新たなシンボルが誕生した。

震災の津波被災地で、桜の植樹活動を展開する一般財団法人ワンアース(茨城県、長谷川洋一代表理事)と釜石市が実施。宇宙桜のテーマソングを歌った同市栗林町の栗林小(佐藤勉校長、児童43人)の児童が見守る中、野田武則市長ら関係者が約3メートルの苗木の根元に土をかけた。

苗木は日本三大桜の一つで、樹齢千年超といわれる福島県三春町の「三春滝桜」の種から育てた。種は2008年11月から約8カ月間、宇宙飛行士の若田光一さんと一緒に宇宙に滞在。市には宇宙フライト証明書も贈られた。

宇宙桜の植樹は同法人が推進する震災復興支援事業。岩手、宮城、福島の被災3県で行われ、県内では同市と洋野町で植樹した。久慈や山田、大槌など8市町村でも計画する。

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