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「道の駅たろう」内に本設オープン 震災被災、宮古の商店

  • 2018-03-18 05:00:57
東日本大震災の津波で被災した宮古市田老の食料品店、山長商店(山本悦治(よしはる)店主)は17日、田老地区中心部の道の駅たろう内に本設オープンした。震災後は仮設店舗で営業を続け、移動販売などで仮設住民らに食料品を届け、地域を支えてきた。山本さん(53)は「地元の人に愛される店にしていきたい」と意欲を見せる。

午前10時の開店前には待ちわびた約20人の住民が列をつくり、10分前に店が開くと「おめでとう、良かったね」と山本さんに声を掛けた。その後も大勢の買い物客が生鮮食品などを買い求めた。

約60年続く同店は、津波で店舗兼住居が全壊。山本さんは震災当初、商店を続けるかどうか迷ったが「お客さまの励ましの言葉で続けることができた」と2011年5月に同市田老の仮設共同店舗「たろちゃんテント」で営業を再開。6年7カ月の仮設営業を経て念願の本設オープンにこぎ着けた。

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