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訪問看護ステーション開所 広野の高野病院

  • 2018-01-13 05:00:05
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福島県広野町の高野病院を運営する医療法人社団養高会は11日、同病院に「訪問看護ステーションたかの」を開所した。町内で訪問看護事業に取り組む第1号となる。
看護師が在宅で療養をしている患者宅を訪問し、かかりつけ医の指示で点滴などの医療処置や健康状態の確認、リハビリテーションなどに取り組む。他の在宅サービス事業者と連携し、患者や家族の相談などに応じる。
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地では、帰還した住民の多くは高齢者。自宅で療養生活を送る住民や一人暮らしの高齢者らの医療面での不安を解消しようと訪問看護ステーションを開所した。広野、楢葉、富岡、川内の4町村の利用者を対象とし、青木武彦所長(46)ら看護師3人が訪問する。
11日は訪問看護ステーションの前でセレモニーが行われた。高野己保理事長が「大変なことはあるでしょうが、みんなで協力し、訪問看護事業を進めていこう」とスタッフに呼び掛けた。高野理事長、青木所長らがテープカットし開所を祝った。
青木所長は「避難生活を続けている住民の中には、医療環境が充実すれば古里に帰りたいと考えている人も多いと聞く。そうした人が安心して古里で生活できる力になれれば」と意気込みを語った。問い合わせは訪問看護ステーションたかの 電話0240(23)5994へ。

【写真=テープカットし開所を祝う(右から)青木所長、高野理事長】

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