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フェリー心待ち、港彩る壁画 宮古北高生が制作

  • 2017-10-17 05:00:44
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岩手県宮古市と北海道室蘭市を結ぶフェリー就航に向けて制作が進む「アートでつながる壁画プロジェクト」は14日、宮古市田老の宮古北高(熊谷和浩校長、生徒66人)で開かれた。宮古港フェリーターミナルに設置する壁画のうち、高校生は「海を越えて」をテーマに、国や地域のあいさつの言葉を壁画のパーツに描いた。来年6月22日の第1便が決定したフェリー就航の機運は徐々に高まりそうだ。プロジェクトは、被災地支援活動を継続する青山学院女子短大と宮古市が実施。宮古、室蘭、熊本、東京の各地で参加者が木製ボードに絵を描き、ターミナルビルの壁面に取り付ける。14日は生徒ら約10人が参加し、出会いやつながりを表現する壁画のパーツを制作。縦横20センチの水色の木製パネルに、「おでんせ」など壁画に関係する地域の方言や外国語のあいさつを描き、白の塗料で手形を取った。パネルは220枚つなぎ合わせ、縦約2メートル、横約4・4メートルの壁画を完成させる。同短大と宮古市は連携協力に関する協定を締結。室蘭市の小学生のほか、熊本地震の支援ボランティアで同短大と交流した熊本市の中高生も事業に参加している。【写真=壁画のパーツを完成させ、記念写真に納まる宮古北高の生徒ら。壁画はターミナルビルに取り付ける】

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