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復興へ熱いエール 宮古・熊坂さん(内科医院長、前市長)書籍出版

  • 2021-01-10 05:00:18
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岩手県宮古市和見町の熊坂内科医院院長で前宮古市長の熊坂義裕さん(68)は、幻冬舎から「駆けて来た手紙」を出版した。月刊誌に5年間連載したコラムを一冊にまとめ、東日本大震災からの復興について多角的に分析、提言する。出身地である福島県の東京電力福島第1原発事故や力を入れる自殺防止にも触れ、被災地で暮らす人々への「熱いエール」を込めた。

書籍は四六判231ページ。月刊誌政経東北(東邦出版)で2015年4月~20年3月まで連載した60回分のコラムと有識者らによる座談会で構成した。タイトルは同じく福島県出身の詩人草野心平の作品から着想を得た。
熊坂さんは宮古市長を3期12年、盛岡大教授を歴任し、24時間無料電話相談「よりそいホットライン」を運営する一般社団法人社会的包摂サポートセンターの代表理事も務める。
その多様な立場、経験から被災地の現状を分析。▽原発事故の健康調査や避難者の苦悩▽汚染水海洋放出▽被災者の継続支援の仕組みづくり▽地域の自立を促す地方創生▽性的マイノリティーの差別解消▽震災関連自殺の増加―など広範囲のテーマについて課題や改善策を提言した。
難解なテーマもあるが、各回のタイトルは「ぴんぴんころりは難しい」「急がれる命の道の整備」などと分かりやすく表現。「目黒のさんま祭り」に宮古産サンマを提供している縁が東京都品川区との災害時相互援助協定締結につながったエピソードなども織り交ぜた。各回が約1200字と比較的短く区切られ、幅広い世代に読んでもらえるようにした。
全編を通じ、被災地や地方の視点から「苦しんでいる人々に今、何が必要なのか」を書きつづった熊坂さん。「復興へのエールを込め、被災地の課題や提言、改善策を発信し続けてきた。多くの人に手にとってもらいたい」と願う。
2500部発行し、価格は1300円(税抜き)。県内外の書店で販売し、通販サイトでも購入できる。

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