それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト
スマイルニュース

選手を英国庭園に 英国五輪委CEO

  • 2018-11-26 05:00:34
phpThumb_generated_thumbnail

英国オリンピック委員会のビル・スウィーニーCEO(事務総長)は二十五日、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの「復興ありがとうホストタウン」になっている本宮市を初めて訪れ、市内の英国庭園で高松義行市長と懇談した。スウィーニーCEOは、東京大会で競技を終えた英国選手の英国庭園訪問や市民との交流などを実現させる考えを明らかにした。
スウィーニーCEOは七月に英国ロンドンで高松市長と懇談した際、市からの英国選手派遣要請に協力する意向を示していた。具体的な構想に言及したのは初めて。
英国庭園や、庭園があるプリンス・ウィリアムズ・パーク屋外遊び場を視察したスウィーニーCEOは報道陣の質問に対し「子どもが多く、とてもすてきな場所」と庭園周辺の環境を評価した。その上で、「ゲーム(競技)の後に選手に庭園を訪問してもらいたい。本宮市とさらに交流を深めていきたい」と話した。高松市長は来年も英国訪問団を派遣する考えを改めて示し、市民の機運醸成に力を入れる考えを強調した。
スウィーニーCEOは七月に高松市長ら市英国訪問団とロンドンで懇談した際、十一月に同市を訪れることを約束していた。二十八日に始まる各国オリンピック委員会連合(ANOC)総会出席に合わせて訪れた。
英国庭園は英国ロンドン・ケンジントン&チェルシー王立区の福島庭園開園をきっかけに整備され、昨年十一月に開園した。福島庭園は二〇一二(平成二十四)年、福島民報社が企画した復興大使のロンドン五輪派遣事業を契機に開園した。市は昨年、王立区と姉妹庭園協定を結んだ。

【写真=ホストタウン事業の成功に向け握手するスウィーニー氏(右)と高松市長。ベンチは福島民報社、後ろのローズトレリスは本宮ロータリークラブが英国庭園開園記念で寄贈】

*********************

「読む」復興支援 スマイルニュース
iPhoneアプリDLはこちら
AndroidアプリDLはこちら
スマイルとうほくプロジェクト公式サイト

*********************