岩手県宮古市川内の道の駅やまびこ館（藤田ルリ子店長）は６日、宮古産のマダラを使った新メニューの提供を始めた。宮古港が水揚げ量６年連続日本一のマダラを使って地域をＰＲする。

新メニューは約１５０グラムと大きなタラフライが目玉の「王子のぜいたく至福のタラフライ」（税込み１２００円）と、約６０グラムのフライにイクラやイカが入った磯丼などが付く「イカ王子コラボセット」（同９８０円）の２品。

タラフライは同市の共和水産が水揚げし、その日のうちに加工処理、急速冷凍したマダラを使うため鮮度が自慢。地元食材を生かして地域を振興しようと、同社の鈴木良太専務が立ち上げた「三陸王国イカ王子プロジェクト」の一環で実現した。

宮古港はマダラの２０１０～１５年漁港別水揚げ量が６年連続で日本一となり、地域を挙げてマダラのブランド化に取り組んでいる。

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