それは、東北と日本中を笑顔でつなぐプロジェクト
スマイルニュース

<震災7年>鎮魂の思い積み上げて 女川中の卒業生、慰霊碑に復興へのメッセージ

  • 2018-03-12 05:00:04
 

 

女川中

宮城県女川町では、女川中を卒業した3年生が、犠牲者の鎮魂や復興へのメッセージを記した石材を、建立中の慰霊碑に積み上げた。
卒業式を終えた生徒たちは、慰霊碑が建立される役場新庁舎の工事現場で、縦約15センチ、横約30センチ、厚さ約4センチの稲井石23枚を丁寧に積み上げていった。石材には「あなたの分まで生きてみせます」「一歩ずつ復興しよう」などの言葉がしたためられていた。
阿部大夢(ひろむ)さん(15)は「津波で多くの方が犠牲になったことを忘れちゃいけない。慰霊碑を見て思いを寄せたい」と話した。
慰霊碑は全長約28メートル、高さ1メートル。犠牲者の名前を刻銘する西側には御影石を使用し、東側は稲井石約1000枚を積む。850人余りの名が刻まれる予定。
町は11日、慰霊碑に寄せるメッセージを午前10時~午後4時に同所で、午後1~4時に追悼式会場の町総合体育館で受け付ける。【写真=メッセージを書いた石を積む生徒】

2018年3月12日河北新報

*********************

「読む」復興支援 スマイルニュース
iPhoneアプリDLはこちら
AndroidアプリDLはこちら
スマイルとうほくプロジェクト公式サイト

*********************